東大阪市の外壁塗装の価格相場

まずは以下の表をご覧ください。

この価格表は、延べ床面積別の外壁塗装の価格相場の全国平均です。
そもそも、なぜ価格相場を知る必要があるのでしょう？

外壁塗装工事の価格は、職人が現地調査を行い建物の現状をチェックし、その上で皆さんのご要望に沿った提案を行い、ようやく最終的な金額が決まります。
つまり、車やテレビ、家具のようにメーカー希望価格のような決まった定価が存在しないのです。

定価が決まっていないのを良いことに、相場よりはるかに高額な価格を提示してくる悪徳業者もいます。
しかし、およその価格相場を知っておけば、「うちの延べ床面積なら大体○○円くらいじゃない？なぜこんなに高いの？」と気づく事ができ、悪徳業者を追い返す事ができますね。

続いて、こちらの表をご覧ください。

この価格表は、上記の延べ床面積別の価格相場を、更に塗料の種類によって細分化した価格相場になります。
ご自身のお家の延べ床面積がおおよそでもわかっており、使用したい塗料が決まっている場合、この表から平均価格が読み取れるかと思います。

日本の戸建ては、平均すると30坪前後の住宅が多く、チラシや広告でも「延べ床30坪の外壁塗装が○○円！」といったように広告などでもよく引き合いに出されます。
しかしその中に、「延べ床30坪の外壁塗装が35万円！」などの価格相場と比べても明らかに安すぎる広告が存在します。
そのような広告には注意しましょう。

外壁塗装というのは壁面だけでなく付帯部分と呼ばれる箇所も同時に塗装します。
ですので、あまりにも安い場合には付帯部分が含まれない事もあり、「付帯部分の塗装までお願いしたら結局相場以上だった」というケースもありますので注意しましょう。

外壁塗装を検討する際、費用はたしかに大きなポイントですし、価格表をご覧いただいてもわかる通り決して安くはありません。
しかし、費用優先で業者や施工内容を決めてしまうと、耐久年数が短い安価な塗料を使用して結局塗装のサイクルが短くなってしまったり、工事途中に別途の追加費用を請求される等の事例もあります。

外壁塗装は美観だけでなく外壁の機能を保つ事が一番の目的ですので、長期的な視点でしっかりした提案ができる業者を選ぶ事が大切です。

上記の価格表から延べ床面積毎の平均価格がわかりますが、注意してほしい点が３つあります。

・建坪は同じでも建物の形状が違う

建坪は同じでも、建物自体の造り（建物の凹凸）によって使用する塗料の量は違ってきます。
さらに、外壁の素材がザラザラした外壁の場合はさらに多くの塗料を使用するので、価格表より施工金額が高くなってしまいます。

・建物の周囲に足場は組みやすいか

外壁塗装を行う際は、作業をしやすくするために足場を組みますが、その足場が組みやすいかどうかも大きなポイントです。
もし、隣家との隙間が狭い場合などは、足場を組む事自体に作業時間を取られてしまうので費用が若干高くなってしまいます。

・現在の外壁の劣化具合

外壁にヒビ割れなどがある場合、塗装作業の前にまずは外壁の補修作業が必要となります。
劣化状況がひどい場合には別途大工さんなどの力を借りて補修をしないといけない事もあり、その場合にも費用が高くなってしまいます。